聴いてみれば判るが、ウェスのギターはずっと鳴りっぱなしで、ほとんど独り舞台だもんね♪有名実力諸先輩方と共演した、他のリヴァーサイド盤では、こんな無理は聞いてもらえないだろう勿論、何度も書くが、アップテンポにおけるオクターブ・ギターのスリリングなノリは最高にカッコいいし、輪をかけてミディアム・テンポが濃い味わいで、この黒さは本職のブルースマンに負けない。※下記OJC盤CD等を聴いた事が無いので、何とも言えないが、この FRESH SOUND 盤CDは非常に良いマスタリングだと思う。ヘッド・ホンで聴くと、俺の耳元でウェスがギターをガナリ立てるかの如く、リアルな音!!
永遠のギター・ヒーロー、ウェス・モンゴメリー。ニューヨークの錚々たるミュージシャンと共演した名盤にも事欠かない彼ですが、兄のモンク・モンゴメリー、弟のバディ・モンゴメリーと組んだモンゴメリー・ブラザーズによる作品では、よりブルージーでくつろいだプレイが聴けると評判です。このCDは西海岸録音の「The Montgomery Brothers」、ニューヨーク録音の「Groove Yard」をカップリングした1枚。兄弟ならではの息のあった演奏、全体に漂うウォームな感触に魅了されないジャズ・ファンはいないでしょう。もちろんウェスのオクターブ奏法は冴え渡り、オリジナル曲、スタンダード曲を問わず、天才的なパフォーマンスを聴かせてくれます。 |