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 Groove Yard

 

Full Album   

極太オクターブが最高に決まっている!鑑賞後、俺の中では、Full House ≧ 当CD > Complete Live In Paris 1965 って位置付けが完成。アップ・テンポの緊張感が段違いに素晴らしく、全くダレる事を知らない教科書通りな王道ハードバップ。しかも急速ナンバーの含有率が高い!とくれば、ウェス・ファンはコレ聴かなきゃ大損ですぞ。3兄弟の硬派なお祭り騒ぎを、とくと堪能して下さい。でも当初は…「どーせ3兄弟仲良く、一家ダンラン嬉しそうに演奏しているだけだろ?」と、タカを括っていた。あるいは、DVDのスタジオライヴ映像のように、椅子に腰掛けリラックスして何事も無かったかのように、アッサリとオクターブ奏法を決める、余裕シャクシャク大人のウェス…みたいに思い込んでいた…ところがドッコイ、聴いてみると…地面にアグラをかいて弦を掻き鳴らしているかのような、ラフで「男気」な雰囲気を漂わせるウェス兄いがここにいる。さらに他盤との決定的違いとしては「兄弟なので共演者への配慮がそれほど要らない」という点だろうか?

 

1 Bock to Bock
2 Groove Yard
3 If I Should Lose You
4 Delirium
5 Just For Now
6 Doujie
7 Heart Strings
8 Remember

Wes Montgomery(g)
Buddy Montgomery(p)
Monk Montgomery(b)
Larance Marable(ds)
Bobby Thomas(ds)

 

Recorded 1961.01

聴いてみれば判るが、ウェスのギターはずっと鳴りっぱなしで、ほとんど独り舞台だもんね♪有名実力諸先輩方と共演した、他のリヴァーサイド盤では、こんな無理は聞いてもらえないだろう勿論、何度も書くが、アップテンポにおけるオクターブ・ギターのスリリングなノリは最高にカッコいいし、輪をかけてミディアム・テンポが濃い味わいで、この黒さは本職のブルースマンに負けない。※下記OJC盤CD等を聴いた事が無いので、何とも言えないが、この FRESH SOUND 盤CDは非常に良いマスタリングだと思う。ヘッド・ホンで聴くと、俺の耳元でウェスがギターをガナリ立てるかの如く、リアルな音!!

 

永遠のギター・ヒーロー、ウェス・モンゴメリー。ニューヨークの錚々たるミュージシャンと共演した名盤にも事欠かない彼ですが、兄のモンク・モンゴメリー、弟のバディ・モンゴメリーと組んだモンゴメリー・ブラザーズによる作品では、よりブルージーでくつろいだプレイが聴けると評判です。このCDは西海岸録音の「The Montgomery Brothers」、ニューヨーク録音の「Groove Yard」をカップリングした1枚。兄弟ならではの息のあった演奏、全体に漂うウォームな感触に魅了されないジャズ・ファンはいないでしょう。もちろんウェスのオクターブ奏法は冴え渡り、オリジナル曲、スタンダード曲を問わず、天才的なパフォーマンスを聴かせてくれます。

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