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  Eclypso

 

Full Album    

トミー・フラナガンといえば、57年のOverseasが名実共にすばらしいのは誰もが認めるところ。99年のOJCからの廉価再発で入手も容易となりました。そこで、77年作の本盤ですが、Overseasの正常進化的内容となっています。まず、はつらつとした演奏が聞きどころ!M1のOleoはキーをCに上げて、始まりから絶好調の演奏が楽しめます。M2のDenzil's bestはムラーツの切ないベースで奏でられたテーマ部が印象的な曲。ほかにもOverseasの再演となるM4やM6ではアップテンポな迫力の演奏が楽しめたり、M3、M5などでは美しいメロディが楽しめるなど、前編にわたって退屈させない内容です。また、録音のよさも特筆もの!Overseasと比べ、エルビンのスティック裁きやブラッシュワーク、ムラーツの演奏をぐいぐい引っ張るベースラインも気持ちよく楽しめます。多少渇き気味の録音ですが、トリオのバランスも抜群で最良のピアノトリオといえます。
1. Oleo
2. Denzil's Best
3. A Blue Time
4. Relaxin' At Camerillo
5. Cup Bearers
6. Eclypso
7. Confirmation

Tommy Flanagan (p)
George Mraz (b)
Elvin Jones (d)

 

Sound Ideas Studios,
NYC, February 4, 1977

名盤として評価の高いオーヴァーシーズより先にこっちを聴いたので、トミフラというと個人的には真っ先にこのアルバムがイメージされます。ピアノの音色、粒建ち、素晴らしいものがあります。で、ヨーロッパ盤の法がその辺の音色がくっきり立って出ているように思えるんですよね。やってることは強力ですが、本人達は涼しい顔でやってるような感じがします。トミフラを代表する1枚と言っていいと思います。

 

 

 

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