Greetings_Salutations

私が所有するアルバムをご紹介いたします。

　 Greetings & Salutations

サド・ジョーンズ／メル・ルイスとジョン・ファディスが北欧スウェーデンのSwedish Radio Jazz Groupに客演したアルバムで、すべてサド・ジョーンズのオリジナルによるスタジオ録音。タイトル曲Greetings And SalutationsとForever Lastingは、ほぼ同時期のサド・メル・オーケストラのアルバムNew Lifeでも紹介されているナンバー。あまり馴染みがないSwedish Radio Jazz Groupは、アンサンブルについては非常にレベルが高い素晴らしいバンドだと思います。Love To Oneは、サドのコルネットをフューチャーした美しいバラード。メル・ルイスとイージル・ヨハンセンによるダブル・ドラムはクラーク・ボーランのバンドを連想させますが、特にGreetings And Salutationsでのワイルドなドラム・セクション！は圧巻。２種類あるジャケットのどちらがオリジナルかは不明です。近年リリースされたＣＤ盤は1977年録音の３曲のボーナス・トラック付き。

1.61st And Rich'it
2.The Waltz You Swang For Me
3.Forever Lasting
4.Love To One
5.Greetings And Salutations

Thad Jones,cornet;
Jon Faddis,trumpet; Americo Bellotto,trumpet;
Bertil Lovgren,trumpet; Jan Allan,trumpet;
Torgny Nilsson,trombone; LArs Olofsson,trombone;
Bengt Edwardsson,trombone; Sven Larson,trombone;
Lennart Aberg,sax,flute; Claes Rosendahl,sax,flute;
Erik Nilsson,sax,clarinet,flute; Wage Finer,sax,flute;
Rune Falk,sax,clarinet;
Hakan Nyquist,french horn; Sven Ake Landstrom,french forn;
Kurt Puke,french horn; Bengt Olsson,french horn;
Bo Juhlin,tuba;
Rune Gustafsson,guitar; Bengt Hallberg,piano;
Georg Riedel,bass; Stefan Brolund,bass;
Mel Lewis,drums; Egil Johansen,drums;

Jun.27-28,1975, Stockholm

なかでもこの１曲！→「The Waltz You Swang For Me」サド・メルの初期のライブアルバム「Monday Night」でおなじみのダイナミックなワルツ・ナンバー。個人的にはこのアルバムの演奏の方が迫力があって好きです。
サド＆メル二人がジョンファディスを従えてスウェーデンに乗り込んで残したご機嫌なライブアルバム。さすがファディスの音は突き刺さります。このアルバムは再発されるたびにジャケットのデザインが変わります。重複してお買い求めのないようにお気をつけ下さい。

by ジャズアルバム紹介