Thad Jones

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　【 Thad Jones 1923.03.28 - 1986.08.20 】 Thad_Jones.xls

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サド・ジョーンズ（Thad Jones, 1923年3月28日 - 1986年8月21日）はアメリカのジャズトランペット奏者、作曲家、編曲家、ビッグバンドリーダー。
ミシガン州、ポンティアックに生まれる。ピアニストのハンク・ジョーンズを兄に、ドラマーのエルヴィン・ジョーンズを弟に持ち、3兄弟の次男として育つ。16歳までにはプロのトランペット奏者として活動を始める。1943年から1946年にはアメリカ軍楽隊に参加し第二次世界大戦を体験した。
大戦終結後はアメリカでプロとしての仕事を再開し、1954年からはカウント・ベイシー・オーケストラに所属し、演奏・作曲・編曲をこなしていた。1965年にはドラマーのメル・ルイスと共に、サド・ジョーンズ＝メル・ルイス・ジャズ・オーケストラを立ち上げ、「サドメル」の愛称で親しまれる。数々のアルバムを世に送り出したが、1978年にサドがデンマーク、コペンハーゲンに活動拠点を移したのに伴い、バンドはメル・ルイス・ジャズ・オーケストラへ移行し、メルの死後はヴァンガード・ジャズ・オーケストラとして現在も活動を続けている。サドは亡くなる数年前にアメリカに戻り、ベイシー亡き後のカウント・ベイシー・オーケストラのリーダーとしても活躍した。
ハンク、サド、エルヴィンのジョーンズ兄弟の真ん中です。作編曲者として名高く、今やスタンダードの「The Child is Born」をはじめ、トミー・フラナガン、ハンク・ジョーンズが彼の作品集を作るほどです。トランペッターとしても、ビッグバンドでの活躍ばかりでなく、多くのコンボ作品を残しています。音は、柔らかめな美音で、ソロはメロディアスなものであり、中間派的な味わいもあります。

サド･ジョーンズのアルバム一覧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※　青字は未所有
アルバムタイトル		録音年	コメント
	The Fabulous Thad Jones	1954～55	54、55年にミンガス主催のデビューに録音された二つのセッションが入っている。
	Detroit New York Junction	1956.03.13	タイトルどおり、デトロイトの仲間が集まった作品。
	Magnificent Thad Jones	1956.07.12	「鳩のサド」と称される代表的作品。
	Magnificent Thad Jones Vol.3	1956.07.14 1957.02.03	バラード「I've Got A Crush On You」だけが56年の演奏。後は57年録音で、3管編成でアンサンブルに厚みが加わっています。
	Mad Thad	1956.12.12 1957.01.06	カウント・ベイシー楽団での活動期間中に、リーダーとして吹き込んだ貴重な2つセッション音源を収録。
	Olio	1957.02.16	プレスティッジのジャムセッションもので、実質的なリーダーは、ヴァイブのテディ・チャールズ。
	Motor City Scene	1959	デトロイト出身のジャズメンによるゴキゲンなハードバップの名盤、メンバー全員が快調なアドリブを展開する。
	Self-titled　/　Coleman Hawkins	1960	Youtubeで見つけたColeman Hawkinsとの共演
	Mean What You Say	1966.04.26	サドメル楽団と並行して活動していたコンボの好作品。
	Three & One	1984.10.04	晩年の録音ですが、ワン・ホーン（コルネット）による作品。
	Eclipse	1979 - 80	1979年のスタジオ録音6曲と80年のライブ録音12曲をあわせた構成。往時のティム･ヘイガンズの好演なども魅力なお薦め盤

by ジャズアルバム紹介