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  Glad To Be Unhappy

 

Full Album   

RCA100周年記念の24ビット・リマスター・シリーズ。再びジム・ホールとのコンビネーションを聴かせた63年の作品。甘党のファンにはこたえられないコンビネーションは、ここでも健在。
デスモンドのアルト・サックスは独特だ。くぐもったような暖かみのある独特の音色はすぐにデスモンドだとわかる。RCA時代には、このアルバムを含めて、テーク・テン、デスモンド・ブルーなどのイージーリスニングジャズの嚆矢ともいえるアルバムを何枚も残している。イージーリスニング=聴き易いからといっても、まっとうな音楽だ。たおやかな音色の裏には、静かなデスモンドの情熱が感じられる。「蜜の味」「エンジェル・アイズ」ジャズ・ギターのジム・ホール作曲の「オール・アクロス・ザ・シティー」などのスタンダードがいい。深夜に一人で聴くとお酒が欲しくなる。

 

1. Glad To Be Unhappy
2. Poor Butterfly
3. Stranger In Town
4. A Taste Of Honey
5. Any Other Time
6. Hi-Lili, Hi-Lo
7. Angel Eyes
8. By The River Sainte Marie
9. All Across The City
10. All Through The Night

Paul Desmond (as)
Jim Hall (g)
Gene Cherico (b)
Connie Kay (ds)

 

Gene Wright (b)

 

Recorded 1963-1964

どの曲を聴いても感動的である。唯一、ミディアムテンポで演奏されているのは「ANY OTHER TIME」だけだろう。他の曲はしみじみとデスモンドとジム・ホールのプレイを聴くことが出来る。「蜜の味」はこのアルバムの中では意外な選曲だがこの曲もしっとりとした良い演奏である。静かな中にも情熱を秘めた温かいポール・デスモンドとまた同じく知的で堅実なプレイの中に優しさと温かさを兼ね添えたジム・ホールが繰り広げるまさしく名盤と言ってもよいと思う。愛聴盤

 

 

 

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