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  From The Hot Afternoon

 

Full Album   

収録曲はブラジルが生んだ二人の偉大な音楽的才能の楽曲。いかにも当時のCTI的ウィズ・ストリングス・サウンドだが、ミルトンの曲が見事にソフィスティケイトされ、○。マエストロは決してはしゃいだりせず、繊細さに満ち、陰影に富んだアルト演奏で、さすが。
アルトサックス奏者としてはもっと高く評価されるべき人だと思います。この作品はCTIものでアレンジはドン・セベスキー・・・デスモンドを初めて聴くかたにもぜひ聴いていただきたい作品ですね。この中でとくに気に入っている曲は#1、#4、#9 それにタイトル曲です。ウォームな音色はこの人でしか出せないと言っても過言ではありません。ブルー・ベックカルテットでも彼がいてすばらしい作品に仕上がっているものが多くあります。優しいアルトを聴きたい時、まずデスモンドの作品を聴きますね

1. October
2. Round 'N' Round
3. Faithful Brother
4. To Say Goodbye
5. From The Hot Afternoon
6. Circles
7. Martha & Romao
8. Catavento
9. Latin Chant
10. Crystal Illusions
11. Round 'N' Round (Alternative Take)
12. Faithful Brother (Alternative Take)
13. From The Hot Afternoon (Alternative Take)
14. Catavento (Alternative Take)
15. Latin Chant (Alternative Take)
16. From The Hot Afternoon (Alternative Take)

Paul Desmond (as)
Don Sebesky (cond,arr) And His Orchestra
Pat Rebillot (p)
Dorio Ferreira (g)
Edu Lobo (g)
Ron Carter (b)
Airto Moreira (ds,per)

 

Recorded 1969.06,08

昔々と言っても、1960年代に敏腕プロデューサーがおりました。名はクリード・テイラー。「濃い」ジャズ・ギターでジャズ・ファンに圧倒的支持を受けていたウエス・モンゴメリーにスタンダード・ナンバーを演奏させ大ヒット。イージーリスニング・ジャズという分野を確立したのです。名アレンジャーのドン・セベスキーに編曲させ、バックには超有名ミュージシャン、たとえばロン・カーターなどを含むオーケストラを配する方法で、数々のアルバムをヒットさせました。その敏腕クリード・テイラーがテーク・ファイブの作曲で有名なアルト・サックスの大御所、ポール・デスモンドを迎えて作ったアルバムの一枚です。曲はあまり知られていないボサノヴァばかり。しかし、これがいいんだなあ。デスモンドには、RCAから、「ボッサ・アンティグア」などの名盤がありますが、オーケストラをバックに吹くデスモンドもいいものです。デスモンドには同じ手法で作った「サマータイム」がありますが、このアルバム共々、素晴らしい出来です。60年代、70年代のフュージョンが、時代遅れに聞こえるのに、このアルバムは現代的です。名盤です。夏の夕暮れに聴くと、気分はコパカバーナ海岸に一っ飛びです。聴いてて気分がいい上質なアルバムです。ジャズの辣腕商人、クリード・テイラーに感謝、感謝。

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