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  Bass On Top

 

Full Album   

名実ともに彼が主役のアルバムであり、演奏にかける気概も感じる。この時代に"Bass on Top"というタイトルのアルバムを出したことに歴史的な意義はあると思うが、演奏自体を評価するとなると辛い評価を付けざるを得ない。特に、ポール・チェンバースの、アルコにおける音色やフレージングの荒さ、ピッチの甘さは耳に付く。レイ・ブラウンなどの演奏と聴き比べると、それは明らかである。サイドメンでは、ケニー・バレルの端正なギターが光っている。ケニー・バレルのファンにとっては十分に買いである。
まず、ウッドベースの太くて湿ったトーンが素晴らしい。全くハイファイではないですが、ウッドベースの音を聴きたくなったらこれです! この作品はある意味クラシックです。ケニー・バレルの演奏も素晴らしいのですが、それまでサポートに徹してきたチェンバースが饒舌なソロやテーマメロを弾くと、それがまた力強くて素晴らしい。1曲目の重厚なアルコ(弓弾き)に始まり、アルバム後半に盛り上がっていく様はなかなかです。ウッドベースの音色が好きな方は買ってみてください。

1. Yesterdays
2. You'd Be So Nice To Come Home To
3. Chasin' The Bird
4. Dear Old Stockholm
5. The Theme
6. Confessin'
7. Chamber Mates

Hank Jones (p)
Kenny Burrell (g)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)

Recorded 1957.07

僕はケニー・バレルのファンなので購入しました。このアルバム自体は10年くらい前に聞いていたのですが、その時の印象は「アルコ(弓弾き)がうるさいな」でした。今聞いてみると確かに「うるさいな」と感じることもあるのですが、「音が迫ってくる」と感じることもできます。主役はベースのポール・チェンバースですが、バレルのサポートも良いです。

 

 

 

 

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