私が所有するアルバムをご紹介いたします。
Topページ
好きなアルバム
最近聴いたアルバム
YouTube
気になるサイト


  Soul Espanol

1966年にまだ出来て間もないLimelightレーベルに入れた何枚かの盤のうち、ラテンあるいはボサノヴァの曲ばかりを集めて、「スペインのソウル」と名付けられた盤。それらしく、打楽器が4枚も入って、心地よいリズムを奏でている。無論御大の調子は何時もどおりで、快調。ジャズ・ピアノの名手ピーターソンが、レギュラー・トリオにパーカッション隊を加えて、ボサ・ノヴァ・ナンバーに挑戦。ピーターソンのブラジリアン・ソウル作というべき異色作。 オスカーピーターソンとラテン音楽の好きな人にぴったりの一枚です。
特に1Mas Que Nadaがいい。私は今まであらゆるアーティストが手掛けるMas〜をたくさん聴いてきましたが、この人のMas〜に敵う人はそうそういません。セルジオメンデスは別として★ 2Manha de Carnavalも文句なしです。 5Cariocaは、前曲とのつながりがいい。雰囲気がガラっと変わります。しっとりとした4How Insensitiveが終わり、しずかな余韻が漂うなか、事態は一変します。遠くの方からなにかがこちらへ一直線に走ってくるのです・・。こんなイメージでこの曲は始まります。全体としては、鍵盤の上を小川の水が踊って流れるようなオスカーピーターソンのピアノと、大笑いしているような打楽器の騒がしさが見事に調和していて素晴らしい

1. Mas Que Nada
2. Manha De Carnaval
3. Call Me
4. How Insensitive
5. Carioca
6. Soulville Samba
7. Amanha (Tomorrow)
8. Meditation
9. Samba Sensitive
10. Samba De Orfeo

 

Oscar Peterson (p)
Sam Jones (b)
Louis Hayes (d)
Henley Gibson (cga)
Marshall Thompson (tim)
Harold Jones (per)

 

Universal Recorders,
Chicago, IL, December 12-14, 1966

 

 

 

Copyright © 2011-2014 toppe 2 All rights reserved.
by ジャズアルバム紹介



inserted by FC2 system