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  My Favorite Instrument

オスカー・ピーターソンは、音に厳しいアーティストだ。そんな彼をも満足させたMPSレーベルは、1960年代には専属としてたびたびレコーディングを行った。そのほとんどはピアノトリオ編成だったが、本盤はピアノ・ソロアルバムだ。
ジャズ史上最高のテクニシャンといわれる、アート・テイタム。共演者を寄せつけないほどのテクニックをもつテイタムは、ソロで本領を発揮し、多くのピアノソロを録音している。だが56年に亡くなったため、MPSの録音技術は知らないままだった。
そこで、そのテイタム直系の豪快かつ繊細なテクニシャンであるピーターソンが、MPSの技術を生かし、見事な臨場感で録音している。巨体を揺らしてスタインウェイをかき鳴らし、また消え入るような美しいピアニッシモを奏でる、ダイナミック・レンジ。特に、<9>のドライヴ感を実感してほしい。

 

1. Someone To Watch Over Me
2. Perdido
3. Body And Soul
4. Who Can I Turn To
5. Bye, Bye Blackbird
6. I Should Care
7. Lulu's Back In Town
8. Little Girl Blue
9. Take Tha A-Train

 

Oscar Peterson (p)

 

Hans Georg Brunner-Schwer Studio,
Villingen, West Germany, circa April, 1968

 

 

 

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