Great Connection (Remastered Anniversary Edition)

ピーターソンとペデルセンとの初共演盤として有名な作品。滅多に若手を起用しないピーターソンも、デンマーク出身のテクニシャンには大きな衝撃を受け、すぐさまレギュラー・メンバーに巻き込んだ。本盤は、2005年9月13日発売のドイツ盤と同一マスターリングのUS盤だと思われます。私はすでにドイツ盤を購入していますのでこれをもとにしてコメントを書きます。以前には（ベルリンの壁崩壊以前から）、CDとして発売されていましたが、このところほとんど入手できない状況でしたので待ちに待っていた方も多いと思います。
このアルバムはピアノトリオやオールスター的なセッション等でこのあと数え切れないほどの共演をするPetersonとPedersenの初のスタジオ録音共演盤です(dsはLouis Hayes)。1971年10月の録音、場所は例によってフィリンゲンのMPSスタジオ。聴いたことない方はおそらく「音」に期待することでしょう。私も30年ほど前、当然のようにPedersenのBassもいい音だろうなと期待して試聴したのを懐かしく思い出します。そして今回は、192kHz/24BIT remasteringによるPetersonの生誕80周年記念盤というわけです。

1. Younger Than Springtime
2. Where Do I Go From Here?
3. Smile
4. Soft Winds
5. Just Squeeze Me On The Trail
6. Wheatland

Oscar Peterson (p)
Niels-Henning Orsted Pedersen (b)
Louis Hayes (d)

Hans Georg Brunner-Schwer Studio,
Villingen, West Germany, October, 1971