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  The Cure

1990年4月21日ニューヨーク、タウンホールでのライブ。『The Cure』のみキースのオリジナル、残りはスタンダードというアルバム。もうこの頃のスタンダーズになるとお互いの技量もテンションも全て知り尽くしあい、リスナーもどんなアルバムができ上がるだろうと曲名から予想がつくような状態にある気もする。実際その通りで期待した通りの演奏が展開される。その点ではある意味退屈でもある。この後、キースは大病を患って休養に入るわけだけれど、その後出したアルバムの方がぐっとくる。やはり悩み試行を苦しんで作り出してくる作品にこそリスナーは引かれるということでもあるだろう。あまりにも安心のライブだ。
「オールド・フォークス」や「ブレイム・イット・オン・マイ・ユース」、「昔はよかったね」等、スタンダーズの原曲をはるかに美しく、再構築しているのだと思う。以前のスタンダーズの演奏に比べ、こうした解釈が深化しているのではないか。その後最近ではどのような路線にいくのか楽しみだ
1. Bemsha Swing
2. Old Folks
3. Woody'n You
4. Blame On My Youth
5. Golden Earrings
6. Body And Soul
7. The Cure
8. Things Ain't What They Used To Be

Keith Jarrett (p)
Gary Peacock (b)
Jack DeJohnette (d)

 

"Town Hall", NYC,
April 21, 1990

アルバムタイトルを邦題のボディアンドソウルじゃなくて原題のキュアーと呼びましょう。ボディアンドソウルという邦題のためにキュアーが大損しているではありませんか!テーマのダーダダダ ダーダダダ(分かります?)はかくれんぼのもーいかい?まーだだよ!って聞こえますよね。それはそれとして、この曲めゃめちゃいい曲じゃありませんか!キース作のなかで一番好きです。他の曲も渋い曲がならびますがいぶし銀のよさがありますよ。最後に邦題なんて馬鹿な事やめましょう。キュアーはどこいってもキュアーです。

 

 

 

 

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