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  Standards Live

 

Full Live   

 

83年に「結成」されてから初めての、「スタンダーズ」のライヴ盤。キース・ジャレット率いる実力派3人によるスーパー・トリオは、スタジオ録音にてスタンダード・ナンバーに新しい息吹を吹き込んだが、即興にも強い3人だけあってライヴでは一層テンションの高い演奏を繰り広げる。名実ともにスタンダード・ナンバーといえる<1><3><5>から、<2>やワーク・ソングを書いたナット・アダレイのペンによる<6>といった渋いナンバーも取り上げる。長めの<1>のイントロもライヴだからこそ。しかしライヴにもかかわらず構成力に長けたキースのピアノ・イントロは充実している。<3>ではテンションの高い演奏をしておいてエンディングはさらりときめる。こうしたところでも分かる、スタンダード料理法に新しいアイデアを持ち込み実践して見せた「スタンダーズ」の存在意義は大きい。どれをとってもクオリティの高い「スタンダーズ」のライヴ・アルバムは、たくさんリリースされているが、最も人気の高い1枚となっている。
1. Stella By Starlight
2. The Wrong Blues
3. Falling In Love With Me
4. Too Young To Go Steady
5. The Way You Look Tonight
6. The Old Country

Keith Jarrett (p)
Gary Peacock (b)
Jack DeJohnette (d)

The Palais Des Congres Studios
De La Grande Armee, Paris, France, July 2, 1985

Part1 もスバらしいが、このアルバムの一番の見せ場は、4曲目のNEVER Let me go だとおもいます。キースの旋律の美しさが光ります。このSTANDARDシリーズの初期の頃の作品ですが、この時期のキースはよくも悪くも、個性的です。このアルバム、当時付き合っていた彼女に、躊躇なくプレゼントしたほど、私のお気に入りのアルバムで、その気持ちは15年以上たったいまもかわりません。一音、一音が素晴らしく、私にはとても真似ができないせかいです。音色の美しさでは一番でしょう。コンサートの雰囲気も好き。現代ジャズトリオの最高峰ですね。
スタンダード曲のライブ盤。うねるように次第に盛り上がっていく。特にThe way you look tonightからThe old countryにかけて、会場のファンも一体となって盛り上がっていく様子が聴き取れる。The old countryの短調の渋い味がたまらないがナットアダレイの原曲ではどうなのだろう?きっと、キースならではのスパイスが含まれているのだろう。後に深化していく極限のメロディ美(I remember Cliford、 ブレイム・イット・オン・マイ・ユース、オーバー・ザ・レインボウ、等)の原形のようなものがToo young to go steadyで聴かれる
too young to go steady。ピアノ・トリオでの録音は、比較的少ないかと思われる。期待通りの美メロが聴けるのだが、やはりキースの声が耳障りで最後まで聴けない。せめて居酒屋のトイレから聞こえるようなうめき声だけは何とかならないものか。。。残念至極。
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