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 Solo Tribute DVD

 

Full Concert   

最高に素晴らしい作品、言葉では表現できない。キースの映像作品で、いや、CDも含めた全作品でも指折りの快演だろう。1987年4月11日サントリーホールのオープニングでの公演で、CD「ダーク・インターバル」と同日(異説あり)ですが、抽象化を押し進めたジャズ(というより敬虔さと自由を兼ね備えた現代クラシック)のようなCDに対し、こちら(邦題「ソングブック」)は美味しさてんこもり。3曲め、「Things ain't what they used to be」は、後年のCD「The Cure(ボディアンドソウル)」のトリオ演奏での土の香りのするグルーブ感をより一層強く響かせるし、次の「Sound」のみ完全なインプロビゼーションで、「Dark Interval」と共通する。5曲め「I loves you porgy」、アンコールの「I got it bad and that ain't good」は、CD「Melody at night with you」でも聴かれる。CDではシンプルさを押し進め、もはや神様が弾いているような気がしますが、このVTRではまだ素朴な感情の吐露も感じさせ、瑞々しい快演。休憩後の7曲め「Round about midnight」と合わせて、キースの東京での復帰ソロコンサート2日め(1999年9月29日)を彷佛させる。

1 The Night We Called It A Day
2 I love you
3 Things Ain't What They Used To Be
4 Sound (K. Jarrett)
5 I Loves You, Porgy
6 There Is No Greater Love
7 'Round About Midnight
8 Solar
9 Then I'll Be Tired Of You
10 Sweet And Lovely
11 The Wind
12 Do Nothing Till You Hear From Me
13 I Got It Bad And That Ain't Good
14 Summertime

Keith Jarrett (p)

 

Recorded 1987.04

アンコール最後の「Summertime」のフレーズが展開してゆく様もただただ圧倒された。それにしても、ごっついハイエンド・マイク3本を高音、中音、低音とピアノにそれぞれ構えた録音は圧巻。左に低音、右に高音と振ったミキシングもよい。VTRで鑑賞したので、音場の立体感はいまいちだったが、高価なDVDならば、Dark Interval並みのホールの響きが手に取るように分かるのだろう、きっと

 

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