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  Keith Jarrett

ジャズ・ピアニストとして広く認識されているが、クラシック等、ジャンルを超えた音楽表現を身上とする。演奏楽器もピアノにとどまらず、ソプラノ・サックス、パーカッション、ハープシコード、リコーダーなど多岐にわたる。メロディーの美しさもさることながら、中腰の姿勢で、時折うめき声を出しながらピアノを弾く姿が印象的。2003年、ポーラー賞を受賞。
1970年、マイルス・デイヴィスのバンドに参加。当時のマイルスは発表したばかりの『ビッチェズ・ブリュー』のようなエレクトリックなサウンドを追求しており、今までジャレットが経験していたアコースティックのピアニストとしてではなくキーボーディストとしての登用だった。入団前はエレクトリック楽器の演奏を嫌っていたが、入団後はその考えも変わったという(マイルス・デイヴィス自叙伝を参照)。在籍初期は先に入団していたチック・コリアとのツイン・キーボード制のなかで、主にオルガンを演奏した。この間にマイルス・グループの一員として「第3回ワイト島ポップ・フェスティバル」にてヒッピーの大群衆を前に演奏するという経験もしている。3〜4ヶ月という短いツイン・キーボード体制の後、チック・コリアの同バンド退団後はひとりでオルガンとエレクトリック・ピアノを担当し、ジャック・ディジョネットとともにバンド・サウ ンド決定の重要な担い手となった。在籍中の主なアルバムとしては、ライブ盤は『アット・フィルモア』『ライブ・イビル』、スタジオ盤では『ゲット・アップ・ウィズ・イット』『ディレクションズ』などがあり、その後のアコースティックが主体の活動に無い、エレクトリック楽器でのプレイが聴かれる。マイルス・グループには1971年の終わり頃まで在籍。これ以後、ジャレットはマイルスとの再共演を熱望していたが、1991年のマイルスの死までそれが果たされることはついに無かった。ジャレットの1991年の作品(発売は1993年)『バイ・バイ・ブラックバード』はマイルスの死去後間もなくして追悼制作され、マイルスへ捧げられたものである。
 

 

 

 

 

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