私が所有するアルバムをご紹介いたします。
Topページ
好きなアルバム
最近聴いたアルバム
YouTube
気になるサイト


  Solo Concerts: Bremen & Lusanne

キース・ジャレットのソロ・ピアノを20年間全アルバムを聴き続け、彼の武道館のコンサートへ行き、イアン・カーの自伝を読み、冷静に聴き比べて全ピアノ・ソロ・インプロビゼーションで僕はこのブレーメンが最高傑作だと思います。この演奏は『天啓』と言う言葉がピッタリです。才能があっても、技巧的に完璧でも、ただそれだけでは成し得ない。彼のここまで過ごしてきた人生・音楽への愛情・ジャズへの思い、そういった全てのものが昇華し、かつ天啓を受けなければこの演奏は成し得ないほどのものだと思います。これを生で聴けたブレーメンの人々。あなたたちは幸せすぎます。
クラシックと題しましたが、ショパンやバッハ等の古典派音楽等に代表されるクラシックの類ではなく、クラシックのもつ本来の意味、最高水準という意味として使っております。今まで色々なピアニストのCDを購入しましたが、人にお勧めを聞かれたら迷わず「Keith JarrettのBremen」と答えます。リストのラカンパネラでもなく、Keithで最も有名なケルンでもなく、最初に勧めるのはこれです。YouTubeでKeithJarrett と検索すると一番上に収録曲が現れるところが最も愛される曲にも思えます。

Disc:1
1. Bremen, July 12, 1973 Part 1
2. Bremen, July 12, 1973 Part 2


Disc:2
1. Lausanne, March 20, 1973

Keith Jarrett (p)

 

Radio Suisse Romande, Studio Lausanne,
Salle De Spectacles D'Epalinges, March 20, 1973

Radio Bremen, Kleiner Sendesaal,
Losanna, July 12, 1973

まさに即興演奏、しかもそれを独りだけでやってのける、というのが伝わってくる演奏です。特にブレーメンでの演奏が凄く、自由奔放ながらも終幕のクライマックスに向かって高揚していく様子は、何度聴いても鳥肌が立ってきます。ローザンヌでの演奏も、途中ピアノの枠を叩いてリズムを刻むやや現代音楽風のパートがあり、やはり激しい演奏です。質量ともに、かなりの大作だと思います。

 

 

 

 

Copyright © 2011-2014 toppe 2 All rights reserved.
by ジャズアルバム紹介



inserted by FC2 system