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  The Cats (Minor Mishap)

遅咲きのコルトレーン(1926年生まれ)はトミー・フラナガン(1930年生まれ)より4才年上ですが、このアルバムが作られた1957年時点では二人とも未だ若く(29才と25才)、このアルバムではトミー・フラナガンがリーダーとなって、アルバム中の4曲に自作を提供しております。二人ともジャズ史に残る活躍をしましたが、3曲目の"Eclypso"においてコルトレーンの極めて珍しいラテンリズム・ナンバーのアドリブも聴くことができます。どうぞ、後に大御所となったトミー・フラナガンとジョン・コルトレーンの若き日の溌剌とした共演をお聴きください。

 

1. Minor Mishap
2. How Long Has This Been Going On?
3. Eclypso
4. Solacium
5. Tommy's Time

 

Idrees Sulieman(tp)
John Coltrane(ts)
Tommy Flanagan(p)
Kenny Burrell(g)
Doug Watkins(b)
Louis Hayes(ds)

 

Recorded 1957.04

トミー・フラナガン (Tommy Flanagan 1930年3月16日〜2001年11月16日) は、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれのジャズ・ピアニスト。リーダー作も魅力があるが、特にサイドに付いたアルバムに優れた演奏がある。例えばロリンズのサキコロ、コルトレーンのジャイアント・ステップ、ベニー・ゴルソンのブルースエット、ウェスのインクレディブル、ケニー・バレルのイントロなど。演奏は極めて自己顕示の少ない緻密で確かな技術が定評である。また共演者と対立しない温厚な性格も温かな音となり大きな特徴といえる。アルバムは1957年の録音で何とも豪華な共演者が勢ぞろい、優しく温かい陽だまりの様な演奏にリラックスする。ジャズ喫茶全盛の頃、このピンクの猫のジャケットはよくかかった。激しいバップやフリーの合間にこれがかかると緊張感から開放され和んだ思い出がある。猫はジャズマンのことをキャットと呼ぶのでこういうデザインになったとされる。

 

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