このエンブレイサブル・ユーは 特別な演奏・・・ チャーリーパーカーのダイアル盤で演奏した同曲と まったく 同じイントロ。 この吹き込みの翌年3月にパーカーは亡くなりますが この時 すでに 死に体だった、偉大な 男の 終焉に 想いを 馳せているのは 想像に 難く ありません。変幻自在、ハナッから 崩して 吹いていくパーカーと 比べても あまり意味は 無い。ジョーダンの演奏は・・・可憐な イントロに続いて、夢見るようなテーマから、あっさりと上品な アドリブが キラリと 光ります。一言でいえば〜必殺の ピアノ ・・・ 似て 異なる カクテルピアノ と 一線を 画すのは アドリブの冴えと パーカーへの 想いでしょうか?
1. Embraceable You (George Gershwin / Ira Gershwin) 2. Wait and See (Duke Jordan)
Duke Jordan (piano), Gene Ramey (bass), Lee Abrams (drums)
Recorded 1954