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  Stepping into Tomorrow (Full Album)

『ブラック・バード』の成功など,コマーシャルな方向へと傾いていったバードの74年録音。共演者も豪華,演奏も良いのだが,曲作り/アレンジ面に見られる安直さで減点。時代のせいもあるが,バードの音楽というより洒落たダンス・ミュージックの趣。
この頃のドナルド・バード作品は、ジャズ屋さんからの評価は低い訳ですが、ダンス・ミュージックとしては最高の部類だと思います。何にも気にせず踊って頂きたい。
チャック・レイニー、ハーヴィー・メイソンらのリズム・セクションが、素晴らしくグルーヴしてますし、ドナルド・バードのラッパだって悪くないです。

1. Stepping Into Tomorrow
2. Design A Nation
3. We're Together
4. Think Twice
5. Makin' It
6. Rock And Roll Again
7. You Are The World
8. I Love The Girl

Donald Byrd (flh, tp, vo)
Gary Bartz (as, ss, cl)
Jerry Peters (p, org)
Larry Mizell (el-p, syn, back vo, arr, cond)
Fonce Mizell (clav, tp, back vo)
Fred Perren (syn, back vo)
David T. Walker (g)
John Rowin (g -1/5,7,8)
Ronghea Southern (g -6)
Chuck Rainey (el-b)
Harvey Mason (d, bata d, mouth harp)
Mayuto Correa (cga)
Roger Sainte (per)
Stephanie Spruill (per, back vo)
James Carter (whistler)
Kay Haith (vo)
Margie Evans, Lorraine Kennar (back vo)

 

The Sound Factory,
Los Angeles, CA, October 11-December, 1974

マイゼル兄弟プロデュースによるD.バードの'74年作品。レアグルーヴ路線は健在で、ノッケの[1]から頭の中がトリップします(^^; D.バードのtpが気持ちよく響いているのは相変わらずですが、G.バーツのサックスが意外や意外という程いい味を醸しているのですね。[6]の艶のあるメロディーライン、、、いいですね。また、この手の音を集めたコンピにもよく入るらしい(?)[4]も目玉チューン。これは頭の中が"揺れます"よ、参加メンバーを見渡すと、デヴィッド.T.ウォーカー(g)、H.メイソン(ds)、C.レイニー(b)、J.ピーターズ(p/org)等の名前が見られます。そりゃいいグルーヴになりますよね。[8]辺りはD.バードそのもののプレーを聴きたい方にはお勧めです。とは言え、無論、バリバリのバッパー時代とはチト異なりますので、ご承知おきを。

バード/マイゼルの師弟コンビによる3作目。後にマッドリヴがリミックスしたタイトル曲や、故J・ディラがリメイクした「Think Twice」他収録。ゲイリー・バーツの参加も特筆すべき、マイゼル・ワールドのひとつの到達点。

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