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  Mustang !

Full Album   

ジャズ界の{教授}バードが,スイス留学から帰国後,満を持して発表したコンボ作品の第1弾。ストレート・アヘッドな展開ながら,ユニークなリズム・パターンを採用するなど,随所に並々ならぬ創作意欲がうかがえる。共演陣ではマッコイの活躍が光る。
タイトル・チューンのジャズ・ロックが大ヒットを記録した1960年代中期バードの会心作。ヨーロッパから帰国した彼が3管をフロントに据え、ファンキーから新主流派まで幅広く表現する。

 

1. Mustang
2. Fly Little Bird Fly
3. I Got It Bad And That Ain't Good
4. Dixie Lee
5. On The Trail
6. I'm So Excited By You
7. Gingerbread Boy
8. I'm So Excited By You (First Version) 

Donald Byrd (tp)
Sonny Red (as)
Hank Mobley (ts)
McCoy Tyner (p)
Walter Booker (b)
Freddie Waits (d)

Rudy Van Gelder Studio,
Englewood Cliffs, NJ, June 24, 1966

1966年録音とは思えないほどの、スムースな作品。ドナルド・バード、ソニー・レッド、ハンク・モブレーとの3管編成は息がピッタリで、ユニゾン部分はうっとりするほどだ。そして本作品で最も輝いてるのはピアノのマッコイ・タイナーだなぁ。とにかく表現力の豊富さと抜群のセンスがある。
1の「Mustang」ではファンクに力強く、2の「Fly Little Brid Fly」では空に駆け上がるように軽やかで疾走感溢れるプレイ。3の「I Got It Bad And That Ain't Good」では、空から落ちる雨垂れのように情感滲み出る音色を聞かせてくれる。この柔軟性が作品全体をよりスムースで心地よいものにしてる。4の「Dixie Lee」ではモブレーのテナー、レッドのアルト、バードのトランペットと流れるようにソロパートが変わって、本当に心地いい。

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