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Full Album   

時代の流れを的確に捉えたバードの真骨頂といえる作品。ファンキー派の印象が強いブルーノート期の彼が残した本作は、ジャズ・ロック的な響きと新主流派的サウンドとの巧妙な融合が垣間見える。
ドナルド・バードは駆け出しの頃からハンコックをよく使っていました。当アルバムの頃にはハンコックも腕を上げ、自信を持って個性を発揮し始めています。お互いの気心は知れているが、馴れ合いではない師弟共演って感じがします。ドナルド・バードは時代の流れに敏感で、彼の曲・演奏はジャズ・ロックとも呼ばれていました。但し、70年代始めのジャズ・ロックとは異なり、あくまでもビートの導入にとどまっていました。すぐにイメージされるエレクトリック楽器の導入はもっと後の話です。これについてはハンコック等の世代が引き継ぐことになります。当アルバムでは、ドナルド・バードのファンキーなジャズ・ロック的なテイストとハンコックの新主流派的なテイストがうまく混じりあっています。まさに時代が生んだ、この時代でしかありえないブレンドです

 

1. Pentacostal Feelin'
2. Night Flower
3. Nai Nai
4. French Spice
5. Free Form
6. Three Wishes

Donald Byrd (tp)
Wayne Shorter (ts)
Herbie Hancock (p)
Butch Warren (b)
Billy Higgins (d)

 

Rudy Van Gelder Studio,
Englewood Cliffs, NJ, December 11, 1961

 

 

 

 

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