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  Blues in Trinity

 

Full Album    

マイルスやロリンズも絶讃したジャマイカ出身トランペッターのデビュー作。あまり馴染みのないメンバーが多いのは録音がイギリスで行なわれたため。それが逆に本作の特徴となっている。
辛口のマイルスに褒められたトランペッターということで注目の的になっていた英国のディジー・リースのブルー・ノートへの録音第一作目(58年パリでの録音)。D.リースのトランペットの音は、同年代のトランペッターに比べて若干金属的で線が細く、また粘る音で、比較的特長的です。フレージングはL.モーガンやF.ハバードほどでないにせよかなり奔放で、聴いていてはっとさせられることもしばしばありました。個人的には3作目"Soundin' Off"より好きな作品ですね。D.バードが客演した4曲目で二人のソロを聴き比べるのも楽しいです。ちなみにここでのソロは、自作曲なので当然かもしれませんが、リースの演奏は意表をついたオト使いが見事で構成力もあり、断然バードよりもいいです。またラストを飾るD.リース抜きの「ラウンド・ミッドナイト」は、アドリブがイマイチですがテンポの設定などテーマの解釈は非常によく、味わい深い隠れた名演と思ってます。

1. Blues in Trinity
2. I Had the Craziest Dream
3. Close-Up
4. Shepherd's Serenade
5. Color Blind
6. 'Round About Midnight
7. Eboo
8. Just a Penny

Dizzy Reece, Donald Byrd (trumpet);
Tubby Hayes (tenor saxophone);
Terry Shannon (piano);
Lloyd Thompson (bass);
Art Taylor (drums).

 

Recorded in London, England in August 1958.

イギリスにディジー・リースという「すごいトランペッターがいる!」ということで、ブルーノート製作陣がわざわざパリまで出張して録音した作品。ブルーノート初録音、ドラムに、アート・テイラー出演。リースが、精一杯吹いている作品。

ドナルド・バード(tp)、タビー・ヘイズ(ts)、テリー・シャノン(p)、ロイド・トンプソン(b)、アート・テイラー(ds)//ブルーノートにしては珍しくロンドンで録音された異色の一枚。ジャマイカ出身、ロンドンで活動していたトランペッターのリーダー作で、当時ヨーロッパを訪れていたドナルド・バード、アート・テイラー、そしてブリティッシュ・ジャズの至宝タビー・ヘイズが参加した重厚なハードバップ作!彼の典型的なハードバップ・スタイルのトランペットとヘイズの豪快なブロウがぶつかり合うB-1がオススメ!

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