私が所有するアルバムをご紹介いたします。
Topページ
好きなアルバム
最近聴いたアルバム
YouTube
気になるサイト

  Straight Ahead

 

Full Album   

サミー・ネスティコ作品を数多く録音してきたベイシー楽団。本作はその全曲ネスティコ作編曲の記念すべき初顔合わせアルバム。ダイナミックなビッグ・バンド・サウンドが十二分に堪能できる。
このアルバムは、学生時代、大学のビッグ・バンドに入部し、楽器を始めたころに親しんだ曲が沢山詰まっています。タイトル曲のベイシー・ストレイト・アヘッドやイッツ・オー・ソーナイス、クイーン・ビーなどどれも暖かで楽しい曲ばかりです。編曲は、サミー・ネスティコ。グレン・ミラーやべ二ー・グッドマンとは違うモダンなビッグ・バンド・ジャズへの入門編としてお奨めです。ぜひ聞いてください!
1. Basie-Straight Ahead
2. It's Oh, So Nice
3. Lonely Street
4. Fun Time
5. Magic Flea
6. Switch In Time
7. Hay Burner
8. That Warm Feeling
9. The Queen Bee

Count Basie (p,org on 8),
Freddie Green (gt),
Norman Keenan (b),
Harold Jones (dr),
Gene Coe, Oscar Brasher, Sonny Cohn, Al Aarons (tp),
Grover Mitchel, Richard Boone, Steve Garoway (tb),
Bill Hughes (btb), Eric Dixon, Eddie "Lockjaw" Davis (ts),
Marshal Royal, Bobby Plater (as), Charlie Fawlkes (bs),
Sammy Nestico (arr,p on 7,8)

 

TTG Studio, Hollywood, Sep 3 & 4, 1968

ポップス作を乱発しベイシーマシーンと揶揄されたスタジオ録音低迷期からの華麗なる脱出を果たした1枚。全曲、米空軍バンドでアレンジャーとして活躍したSammy Nestico のアレンジによるもの。Nestico はカンサスシティジャズの伝統にのっとりながらもそれまでよりはるかにモダンなアレンジを楽団に提供した。タイトル曲 "Basie-Straight Ahead" は何度もブレイクや転調があったりで凝り過ぎの感がなきにしもあらずですが、確かにこういうスタイルはこのアルバム以前には見られないもの。超急速調で息もつかせぬ Magic Flea があったかと思えば、It's Oh, So Nice や、Fun Time、The Queen Bee のような、これぞベイシーとでもいうべきミディアムテンポの曲もしっかり押さえてあり、学生バンドの聖典といわれるほどベイシーバンドの“おいしい”部分が詰まった1枚。
サミー・ネスティコの作編曲になるこの1枚は,今でも多くのアマチュア・ビッグバンドが取り上げる親しみやすい曲で構成されています。ジャズというと,どうしても夜の音楽というイメージですが,この1枚はいつもより遅く起きだした休日のスタートにピッタリ。騒々しくなく絶妙のドライブ感に溢れ,「今日は何かいいことありそう」と思わせてくれるゴキゲンな1枚です。
70年代のCDとはいえ、今なお多くのジャズリスナーに評価され、今日のビッグバンド界に強く影響を与えている一枚。4ビートの王道THE QUEEN BEEは今までに何百回と聴きました。また、スタンダードなテンポのStraight AheadやアップテンポのMagic Flea等、いろいろなテイストが楽しめるので、ジャズを初めて聴くような人にもオススメです!実際ぼくもこのCDをきっかけにジャズのCDをいろいろ聴こうと思いました。数あるベイシーの名作の中でもとりわけインパクトのある作品です。
一口にジャズと言ってもスタイルが多岐に渡りすぎてどれから手をつけたらいいかわからないもので
すが、実際のところ歴史とか理屈とかはあまり関係なく、聴いて心が動かされるかどうかだと思います。
そういった意味ではジャズの取っ掛かりとしてベイシーを聴いてもらいたいな、と思います。
なんかイメージ的にビッグバンド構成よりもビバップとかの方が黒っぽくソウルフルで魂に訴えるような
イメージがありますが、実際のところバップ以降のモダン・ジャズは音楽的に非常に洗練されて理論
的であり、私的にはベイシーのビッグバンドの方がずっと「思わずノッてしまう、体がリズムを取ってし
まう」感が強いような気がします。
ベイシーのアルバムで名盤といわれるものは多くありますが、このアルバムはベイシーの色々なタイプのサウンドが楽しめるカタログ的な一枚だと思います。例えばアップテンポでノリノリな <5>「Magic Flea」が気に入ったら、次は『Basie Big Band』の「The Heat’s On」や『Atomic Basie』の「Whirly-Bird」を楽しむ、とか <2>「It's Oh, So Nice」 や <9>「The Queen Bee」のようなムーディーなスロー・ナンバーが好みなら(もしかしたら入手困難かもしれませんが)アルバム『Dance Along With Basie』のメロウなコンセプトに浸るのも至福のひと時かも。 ベイシーの魅力はこの一枚では表わしきれないのですが、とりあえず取っ掛かりとしては最適だと思います。

 

 

 

 

Copyright © 2011-2014 toppe 2 All rights reserved.
by ジャズアルバム紹介



inserted by FC2 system