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  Basie's Bag

フランク・フォスターが率いるカウント・ベイシー・オーケストラのライブアルバムで、「Joe Williams with The Count Basie Orchestra」と同日の録音。Three In One BluesとWay Out Basieを除いてアレンジは全てリーダーのフランク・フォスターによるもので、彼自身もHere's That Rainy Dayで美しいソロを聴かせています。メンバーのメルトン・ムスタファの作編曲になるThree In One Bluesは、ベイシー・テイストがたっぷりのミディアム・ブルース。ケニー・ヒンのムーディーなテナーをフュチャーしたスロー・バラードFor My Ladyは、かのLil' Darlin'を思い起こさせますね。クラレンス・バンクスのプランジャー・ミュート・ソロをフューチャーしたClanksの曲名はバンクス自身の名前に由来か?ジョージ・ベンソンとの共演盤「Big Boss Band」でも聴けるベンソン自身の作になるタイトル・ナンバーのBasie's Bagでは、ギターのチャールトン・ジョンソンをフュチャーした軽快にスィングする楽しいナンバー。どうでもいいけど、MCで聴けるフランク・フォスターの肉声は貫禄がなくてあまりステージ映えがしないですよネ。

1.Firm Roots
2.Three In One Blues
3.Hampton Strut
4.For My Lady
5.Way Out Basie
6.Clanks
7.Basie's Bag
8.Here's That Rainy Day
9.Count Basie Remembrance Suite
-We Be Jammin'
-Transition
-Lady Carolyn
-State Of The Art Swing

Frank Foster,tenor sax;
Derrick Gardner,trumpet; Melton Mustafa,trumpet;
Bob Ojeda,trumpet; Mike Williams,trumpet;
Clarence Banks,trombone; Mel Wanzo,trombone;
Bill Hughes,trombone; Robert Trowers,trombone;
Kenny Hing,tenor sax,flute; Doug Miller,tenor sax,flute;
Manny Boyd,alto sax,piccolo; Danny Turner,alto sax,flute;
John Williams,baritone sax,bass clarinet;
Cleveland Eaton,bass; David Gibson,drums;
George Caldwell,piano; Charlton Johnson;guitar;

 

Nov.20,1992, Detroit

なかでもこの1曲!→「Count Basie Remembrance Suite」フランク・フォスターの作になる、ベイシーの思い出をつづった4部構成の組曲。ベイシー婦人の名前がタイトルになったバラードLady Carolynでのメル・ワンゾーのリリカルなトロンボーン・ソロが美しいです。タイトルは仰々しいState Of The Art Swingはメンバーのソロが次々に繰り出して楽しくスィングするハッピーなブルースですが、交響曲みたいなドラマチックなエンディングはちょっとイタダケナイなぁ。
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