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 Playtime

 

Compreat Akbum   

ジャズのみならず、ポップス、ロック界のドラマーからも尊敬を受ける’ドラムの王者’、バディ・リッチ。ビッグ・バンド・リーダーとしても多大な足跡を残しましたが、これは彼が1960年代初頭に率いていたコンボ編成によるもの。名盤「Playtime」に加え、長く未発表に終わっていたスタジオ録音からの10曲、そしてラジオ放送からの8曲が網羅されています。リッチは神技的テクニックをそのままに、しかしビッグ・バンドで演奏するときよりも更に繊細な演奏ぶりでバンド全体を引き立てています。デビュー間もないマイク・マイニエリ(のちにフュージョンの大物になる)が随所でみずみずしいバイブ・プレイを聴かせてくれるのも目玉です。
バディ・リッチが編成したコンボだけにテクニシャンが揃っています。 フルートにサム・モースト、ヴァイブにデビューしたてのマイク・マイニエリが参加しています。 演奏はどれも上手いのですが、録音のせいでしょうか、フルートとヴァイブというクールなサウンドに対して、バディ・リッチのドラミング、特にスネアドラムの音が響きすぎて少し耳触りに聴こえます。 私はバディ・リッチの大ファンですが、彼のドラミングはこの編成にはあまりマッチしていないと思います。 後年、ベニー・グッドマンとTVに出演した時や、自分のビッグバンドでもピアノトリオで演奏するときは、リズムキーパーに徹して控え目ながら繊細なドラミングをしていますが、この頃は若かったこともあり バリバリ叩きまくっていたという印象を受けます。

Sam Most (flute)
Mike Mainieri (vibraphone)
Wilbur Wynne (guitar)
John Morris (piano)
Richard Evans (bass)
Don Goldie (trumpet)
Buddy Rich (drums)

 

Recorded 1960

Disc 1
1 Lulu's Back In Town
2 Playtime
3 Will You Still Be Mine?
4 Fascinatin' Rhythm
5 Makin' Whoopee
6 Marbles
7 Misty
8 Cheek To Cheek A
9 The Night Is Young And You're So Beautiful
10 Little Susie
11 R.B.
12 Angel Eyes ember Clifford

Disc 2
1 The Be-Bop Irishman
2 Foxy
3 The Surrey With The Fringe On Top
4 The Way You Look Tonight
5 Doxy
6 Mountain Greenery
7 Cheek To Cheek
8 Lulu's Back In Town
9 Baubles, Bangles And Beads
10 Mountain Greenery
11 Misty
12 Sweet Georgia Brown
13 Little Girl Blue
14 After You've Gone
15 Four
16 If I Were a Bell
17 I Don't Wanna Be Kissed
18 In a Prescribed Manner

バディ・リッチはビッグバンド・ドラマーとして数多くのアルバムを残していましたが、一方、コンボでの演奏にも結構盛んに取り組んでいました。やはり、あれだけ驚異的なテクニックを有するドラマーですから、共演するプレーヤーもテクニシャン揃いです。マイク・メイニエリはリッチによって取り上げられたビブラフォン・プレーヤーです。当時は、あのゲイリー・バートンのデビュー時期と同じく、テクニックを前面に出したバリバリの演奏をしています。フルートのサム・モーストがメロディーラインを引っ張って、よい演奏をしています。録音のせいか、リッチのスネアドラムの音が目立ちすぎて、ちょっと耳障りなのが残念です。

 

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