Birdland Performed
Live in The Hague 1978
Live at The Montreal Jazz Festival
At the Top
Live At The 1982 Montreal Jazz Festival
Live In Holland 1978
Buddy Rich Orchestra 1984 |
アメリカ合衆国のジャズ・ドラマー。非常に細かく刻んだ音符を速く、正確に、しかも長時間叩き続けるといういわゆる超絶技巧を得意とし、なおかつグルーブ感を損なわない彼の音にはレア・グルーヴのファンも多い。アメリカではビッグバンドジャズの新境地を開いた人物として多くのファンから尊敬されている。ニューヨーク州ブルックリンに生まれる。ヴォードヴィリアン(ヴォードヴィルの芸人)であるユダヤ系アメリカ人を親にもつ。父親はリッチがスプーンで正確なリズムを刻んでいることに気付き、1歳よりドラムスティックを持たせ、1歳半でヴォードヴィルにて演奏し始めた。タップダンスの才能も開花するようになる。ドラムの専門的な教養を持たなかった(彼は読譜力がなかった)が、11歳でバンドリーダーとしてもパフォーマンスをし始めた。1937年、ジョー・マーサラ楽団に加入し、それ以後から1940年代にかけてバニー・ベリガン、アーティ・ショウ、トミー・ドーシー等のスウィング・バンドで活躍した。1950年代にはハリー・ジェイムス楽団等のスター・ドラマーとして参加した。1959年心臓発作に見舞われ入院、医師よりドラムを止めるように言われたが、退院後まもなくドラムを再び打ち始めた。1966年に自己のバンドを持ち、以後晩年までジャズ・ドラマー、バンドリーダーとしてトップを走る。1970年代にはファンクの強い音を打ち出し、ジャズ・ファンクやレア・グルーヴのファンからも人気を得た。 |