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  Down Home Reunion

テネシー州メンフィスはカントリー・ミュージックの本場として知られているが、ジャズも盛んな街。デトロイト、シカゴ、フィラデルフィアなどと並んで、メンフィスは多くの優れたジャズメンを輩出してきた。50年代以降、それぞれの出身者を集めたスペシャル・アルバムが数多く作られたが、これもその1枚。59年にメンフィス出身者ばかり集めて録音された作品で、フィニアスとカルヴィンのニューボーン兄弟、ルイ・スミス、フランク・ストロジャー、ジョージ・コールマンなど、当時の新進気鋭たちが参加している。
なかでも注目はトランペットのブッカー・リトル。リトルは本作の前年(58年)にマックス・ローチのバンドで初録音を経験したばかり、まさにこれからという話題の新人だった。そして本作のもうひとつの楽しみは、メンフィス・カラーともいうべきブルースの世界にどっぷりと浸かることができる点にある。いわゆるジャム・セッション・スタイルの演奏。生きのいい各人のソロに魅了される。
1.Things Ain't What They Used To Be
2.Blue 'N' Boogie
3.After Hours
4.Star Eyes

Booker Little, Louis Smith (tp)
Frank Strozier (as)
George Coleman (ts)
Phineas Newborn Jr. (p)
Calvin Newborn (g)
George Joyner (b)
Charles Crosby (d)

 

Olmsted Studios, NYC,
1959.04.15

これはかなりいいです。何といっても注目はブッカー・リトルです。リトルの魅力がイマイチわからなかった私ですが、これを聴いて納得。彼のトランペットの生々しさ、躍動感、流麗さ。とにかく最高ですね。アルトサックスのフランク・ストロージャーも渋くてなかなかの好演。特に3曲目と4曲目がおすすめです。
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