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  The Cup Bearers

 

Full Album   

Full Album 2   

ハードバップの名手、ブルー.ミッチェルの62年の録音です。編成はホレス.シルヴァー.クインテットとほぼ同じでピアノがシダー.ウォルトンに変わっただけなのですが、これが実に素晴らしい。ホレスはどっちかというとアクの強いピアノを弾きますが、ホレスとは全然タイプの違うシダーの趣味のいタッチとブルーの相性が非常に良いです。また選曲が良いのです。ブルーのセッションってともするとブルースや循環でせーの、な感じのものがあったりするのですが、ここではシダーやトム.マッキントッシュやサド.ジョーンズなんかのいい曲をキレイに歌っています。タイトルトラックはトミフラを始め多くの人がカバーしていますね。レーベルはリバーサイド。プレスティッジでなくてリバーサイドから出るっていうのが実に納得なのです。プレスティッジに往々にしてありがちな猥雑な黒さとは違う音楽なので。しかし、このアルバム、あんまり大々的に紹介されていませんよね。Blue's Moodsが気に入った人ならこれも愛聴盤になるものだと思います。これは良いアルバムだと思います。私も最近まで知らなくて不明を大いに恥じました。

 

1. Turquoise
2. Why Do I Love You?
3. Dingbat Blues
4. Capers
5. Cup Bearers
6. How Deep Is The Ocean?
7. Tiger Lilly

Blue Mitchell (tp)
Junior Cook (ts)
Cedar Walton (p)
Gene Taylor (b)
Roy Brooks (ds)

Recorded 1963.04

他のレビュワー様も仰る様に、ブルー・ミッチェルは「Blue's Moods」という名盤(というか、名演)がある故、「Blue Soul」や「Out of the blue」の様な素晴らしい作品が見過ごされがちですよね。本当に勿体無い。で、本盤、実は私もなかなか聴いていなかったんですが、これが本当に良いんです。なんたって、ドーハムが「Show Boat」でやってた「Why Do I Love You」という名曲!ミッチェルが本盤で吹いているんですが、いや〜、素晴らしい!!かねてより、『ドーハムを好きな人は絶対ミッチェルも好きなはず!』とか勝手に思い込んでいたんです。tpの音がそこまで似てるってワケでも無いし、ミュージシャンとしての立ち位置も違うんですが、なんというか、両人が好む曲調が似てるというか。何となくそんな気がしていまして。何か、共通点を感じません?本盤は、とにかく曲が良い!演奏が良いのはもう当然なんですが。繰り返しますが、これは本当に見過ごされるのは勿体無いです。もし、「Blue's Moods」は一曲目しか聴かない(苦笑)という方でも、この盤は全曲イケると思いますよ。因みに、メンツはホレス・クインテットでお馴染みのクック、テイラー、ブルックス+シダー。シダー・ウォルトンのピアノ、良いですねーー!!やっぱり!とまぁ、本当に良い作品なので、是非興味のある方、聴いてみてください!ソンはしないと思います!

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