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  Stablemates

 

とにかく本作ではブルーミッチェルのトランペットが本当に良く鳴っている。彼のリバーサイド、ブルーノート時代のCDは殆ど持っていますが、こんなに凄いのが後期にあったとは驚きました。 本作がレコーディングされたのは、ミッチェルが亡くなる2年前の1977年の4月28?30日。録音場所はロス・エンジェルス。レーベルはディスコ・メイツ。バックはDick Spencer(as),Victor Feldman(p),John Heaed(b),Dick Berk(d)。フェルドマン以外はあまり聞かない名前ですが、演奏内容はリバーサイドやブルーノートのバックミュジシャン達とのものと比べても全然劣っていません。

1. Stablemates
2. Portrait Of Jennie
3. There Will Never Be Another You
4. Getting Sentimental Over Blue
5. I Can't Get Started
6. Ow !

Trumpet Blue Mitchell
Alto Saxophone Dick Spencer
Piano Victor Feldman
Bass John Heard
Drums Dick Berk

Recorded 1977.04.28,29

ブルー・ミッチェルは、50年代後半から活躍したバップトランペッターですが、どうも玄人受けのする人で、地味な印象のミュージシャンでした。私も、リーダー作はリバーサイドの「ブルーズ・ムード」ぐらいしか持っていませんね。 そんな彼ですが、このアルバムでも、特段力こぶ(というか、ほっぺたのこぶでしょうかね?)一杯に吹きまくるというのではなく、きれいな音色で丁寧に吹いています。 アルバム自体は、1977年ロサンゼルスでの録音です。サイドメンは、ディック・スペンサー(as)、ヴィクター・フェルドマン(p)、ジョン・ハード(b)、ディック・バーク(ds)となっています。プロデューサーに日本人の名前が見えるので、アルバムコンセプトには日本人の好みが反映していると言ってよいと思います。 収録曲も、ベニー・ゴルソンの名曲「ステイブルメイツ」はじめスタンダードを中心に、オリジナル1曲を入れ、アップテンポ、ミディアムテンポ、バラードなどバランス良くちりばめており、聴き応えがあります。ボーナストラックがほしいところですね。 フェルドマンのピアノも瑞々しく、それぞれのソロパートも破綻無くまとまっており、安心して聴けます。 ジャズを知っている人、初心者の人、幅広くお勧めできる一枚。
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