A Sure Thing

Full Album     

このアルバム、ブルー・ミッチェルの隠れ名盤として愛聴している一枚です。ジャケットも何の変哲も無いデザインだし、これでは「ジャケ買い」できない類のアルバムなんですが、ブルー・ミッチェルのトランペットを愛でるには、申し分の無い一枚だと思っている。とにかく、ブルー・ミッチェルのリーダー・アルバムの中でもマイナーな一枚。ウィズ・オーケストラものですが、ゴージャスなオケをバックに、ブルー・ミッチェルのトランペットが浮かび上がるように、流れてきます。また、ミッチェルにとって、ベストなリズム・セクションであるウィントン・ケリーのピアノやサム・ジョーンズのベースがブルー・ミッチェルのトランペットをしっかり支えています。まあ、ブルー・ミッチェルのトランペットを愛でるには価値はある一枚です。しかし、オケをバックにしても、てらうことなく、ミッチェルの基本はブルースなんですよね。

1. West Coast Blues
2. I Can't Get Started With You
3. Blue On Blue
4. A Sure Thing
5. Hootie Blues
6. Hip To It
7. Gone With The Wind

Blue Mitchell (tp)
Clark Terry (tp)
Jurius Watkins (frh)
Jerome Richardson (as)
Jimmy Heath (ts)
Pepper Adams or Pat Patrick (bs)
Wynton Kelly (p)
Sam Jones (b)
Al Heath (ds)

Recorded 1962.03