The Birdland Sessions

Full Album   

エヴァンスがマイルス・グループを去った4ヵ月後に、ラジオで実況されたバードランドでのライヴ音源集。堂々たるソロを聴かせるエヴァンス、瑞々しいソロを展開する最晩年のラファロ、二人を堅固に支えるモチアンによる、貴重にして最高のアルバム。

ドキュメンタリー映画『タイム・リメンバード』が我が国でもロングラン公開され、さらにファン層を広げているビル・エヴァンス。彼のキャリアの中でも一大クライマックスとなったのが、スコット・ラファロ (ベース)~ポール・モチアン(ドラムス)とのトリオであったことは誰もが認めるところでしょう。 このトリオは61年に「ヴィレッジ・ヴァンガード」でライヴ盤『ワルツ・フォー・デビー』を録音しましたが、このCDはその前年の60年、やはり名門ジャズ・クラブの誉れ高い「バードランド」に出演した時の演奏集です。よりビ・バップ的なアプローチが楽しめるのもポイントです。

1. Autumn Leaves
2. Our Delight
3. Beautiful Love/ Five - Closing Theme
4. Autumn Leaves
5. Come Rain or Come Shine / Five - Closing Theme
6. Come Rain or Come Shine
7. Nardis
8. Blue in Green
9. Autumn Leaves
10. All of You
11. Come Rain or Come Shine
12. Speak Low

Bill Evans (p)
Scott LaFaro (b)
Paul Motian (ds)

Recorded 1960.03,04