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   Live In London

 

Full Album   

Full Live       

1965年の3月2日(トラック1から5)及び同月11日(トラック6から10)、ロンドンはロニースコットクラブでのライブ録音。7分40秒のビルとのインタビューを含めて、トータルプレイングタイムは63分14秒となっている。ベースはチャックイスラエルズ、ベースはラリーバンカー。クラブでのライブならのアットホームなお洒落な雰囲気の漂うライブ。ビルのライブは大別すると、サンディーアットビレッジバンガード風のスィンギーなアップナンバーが中心のものと、ワルツフォデビー風のバラーズものに分けられる。本作はどちらかと言うと、後者に分類される。但しベースがあのラファラではないので、例の溢れ出るようにリリカルなビルとベースのインタープレイはない。録音状態も残念ながら良くはない。全体に音がオフ気味で、ピアノの音は中でも良く聞こえる方だが、ベースの音はかなり小さく、こもり気味で、ソロでは殆ど聴き取れない。ドラムスもばしゃばしゃして五月蠅い。演奏内容は悪くないのだが、この音質は少しきつい。聴いているとだんだん辛くなってくるのが困る。値段から見ても、エヴァンスマニア以外の方にはあまりお勧めできないライブと言えそう。

1. Beautiful Love
2. Love Is Here To Stay
3. Spring Is Here
4. Someday My Prince Will Come
5. Who Can I Turn To?
6. Nardis
7. Detour Ahead
8. My Romance
9. Bill's Play-off Music
10. Excerpt From Interview With Bill Evans

Bill Evans (p)
Chuck Israels (b)
Larry Bunker (ds)

 

Recorded 1965.03

チャック・イスラエルとラリー・バンカーがメンバーの、ロニー・スコット・クラブでの未発表ライブのCDです。 このトリオでの演奏もだいぶ成熟し、エヴァンス晩年の、あせりや走りもなく、愛奏曲を6、7分で、すっきりと、しかも香気をたたえて演奏しています。( P・ペッティンガーのエヴァンスの本では191〜193ページにこの時のことがのっています。) この後、3月19日には同じメンバーでの、「JAZZ 625」 の映像がありますが 、3曲しか重ならず、フォルテのときのピアノの音が少し割れ気味に聞こえるのを除けば、鑑賞には十分堪えられる音だと思います。  おまけに。  エヴァンスの左手のコードの組み立て方と構成音がJAZZ(モダン)・ギターのコードフォームのそれと似ていると思いませんか。 ギタリストもエヴァンスは研究すべき巨人だと思いますよ。

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