John Coltrane Walkin'
So What - Jonh Coltrane and Miles Davis
Green Dolphin Street Great bowed bass solo.
at Bomb O Matic
アメリカ合衆国ピッツバーグ生まれでデトロイト育ち。10代からデトロイトで演奏を行っていたが、最初はベースではなくチューバなどの管楽器を学んでいた。 1954年に地元を離れてニューヨークへ行きジョージ・ウォーリントンのバンドに加わった。その後マイルス・デイヴィスのレギュラー・バンドに加わり活躍。1962年のバンドの解散後は約3年間ウィントン・ケリーと活動し、その後はフリーとなる。その他、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、バド・パウエル、キャノンボール・アダレイといったジャズ・ジャイアンツをはじめとして、レッド・ガーランド、ドナルド・バード、フレディ・ハバード、ジャッキー・マクリーンなど非常に多くのミュージシャンとレコーディングを行っており、マイルス・デイヴィス・バンドの後輩ベース奏者であるロン・カーターと並んでサイドマンとしての活躍が名高い奏者である。自身のリーダー作も『ベース・オン・トップ』など数作をブルーノート・レーベルに残している。大量の飲酒や麻薬の常習者であったチェンバーズは、1969年に肺結核で死去した。サイドマンとして数々の共演をこなしたチェンバースであったが、マイルス・デイヴィスに始まるモード・ムーヴメントやオーネット・コールマンやジョン・コルトレーンのフリー・ジャズにはあまり興味を示さず、モダン・ジャズの本流とも言うべきオーソドックスなスタイルを生涯貫き通した。
1956.03