Elvin Jones' "Jazz Machine"
Horace Silver Quintet & Elvin Jones Trio 1968
Newport Jazz Festival 1990
Documentary - Different Drummer 1979
ピアニストのハンク・ジョーンズ、トランペッターのサド・ジョーンズとの3兄弟の末弟として育つ。1940年代後半に軍役に服した後、ミュージシャンとしてのキャリアを開始。1950年代前半はデトロイトで活動。1955年にニューヨークへ移るとマイルス・デイヴィス、ソニー・ロリンズ、チャールズ・ミンガスらと共演した。1960年からはジョン・コルトレーンのグループで活躍。ベーシストのジミー・ギャリソン、ピアニストのマッコイ・タイナーと共に黄金のカルテットを形成した。複雑なリズムを難なく叩くテクニックで、コルトレーンから「君の代わりはいない」と絶賛された。1966年に音楽性の相違から袂を分かつまで、コルトレーンの多くの名盤・名演に参加した。また、1960年代にはブルーノート・レーベルを中心にウェイン・ショーターやグラント・グリーン、ラリー・ヤングらのレコーディングに参加、歴史的名盤を数多く残している。以降は、自身のグループ「ジャズ・マシーン」を率いての活動が中心となる。ブルーノート・レーベルからは自身のピアノレス・カルテットを中心とした作品をいくつか発表しているが、そのなかでもサンフランシスコのライブハウス「ライトハウス」でのライブ録音が評価が高い。この作品ではジョン・コルトレーン研究家としても有名なデイブ・リーブマンとスティーブ・グロスマンが参加している。この作品ではマイルス・デイヴィスのグループを辞めた後のグロスマンと、参加直前のリーブマンの熾烈なサックス・バトルと硬派なアンサンブルを聴くことができる。